W杯躍進へJの力を」 元日本代表・秋田豊

日本野球機構(NPB)と大リーグ機構(MLB)はニューヨークで26日、見直しを進めているポスティングシステム(入札制度)について協議を始めた. この日は結論が出ず、持ち越しとなった. この日、NPBの伊藤修久・法規部長がニューヨーク入りし、そのままMLBでマンフレッド最高執行責任者らと約2時間会談. 「双方、率直に考えや意見を出し合った. 今後も継続して話し合う」と語った. Jリーグは、各クラブが新体制をスタートさせるなど新シーズン開幕に向けた動きが本格化してきた. W杯ブラジル大会は5カ月後. 1998、02年と現役時代に2度のW杯を経験し、J1時代の京都などで監督を務めた秋田豊さん(43)は、日本代表が勝ち進むには、Jリーグの選手たちの働きが欠かせないと強調する. ――日本代表は、昨年11月の欧州遠征でオランダ、ベルギー相手に1勝1分けと好結果を残しました. 「遠藤(ガ大阪)や長谷部(ニュルンベルク)の動きも良かったが、MF山口(セ大阪)やFW大迫(1860ミュンヘン)ら新しいメンバーの活躍が大きい. チームはほぼ3年間主力を固定してきたが、競争は活性化に欠かせない.