東日本大震災報道写真展、ソウルで開幕 6

東日本大震災の発生から1年を迎えたのにあわせ、「東日本大震災報道写真展」(主催=三菱商事朝日新聞、後援=在韓日本大使館公報文化院)が12日、ソウル中心部の貞洞ギャラリーで始まった. 被災地の様子など約60点を展示している. 20日まで開かれる. 午前10時からのオープニングセレモニーでは、主催者の三菱商事の廣田康人(ひろた・やすひと)・執行役員朝日新聞の大西弘美・デジタル事業担当、来賓の在韓国日本大使館武藤正敏大使やソウルジャパンクラブの小林中(ただし)理事長らがテープカットをした. あいさつに立った三菱商事の廣田・執行役員は「震災では韓国政府はじめ、多くの企業や国民のみなさんからたくさんの支援をしていただいた」と話した. 韓国では政府が震災翌日の12日に、世界で一番乗りの救助隊を派遣したほか、韓国赤十字社や各メディアが大規模なキャンペーンを始め、史上最高額の海外義援金を送るなど、官民あげた手厚い支援を展開した. 震災1年にあたって韓国の主要メディアは特集記事や番組を掲載・放映. 李明博(イ・ミョンバク)大統領は就任後、初めての寄稿を朝日新聞に送り、1年となる11日付で日本への応援とともに「未来志向」の両国関係の重要性を訴えた. 震災を風化させまいと始まった写真展は国内に続いて海外でも始まり、バンコクジャカルタと続いて、ソウルが3カ所目. (ソウル=箱田哲也). 26日、愛工大名電2―1愛産大工) 愛知大会準々決勝で、春夏連続出場を目指す愛工大名電のエース浜田が打撃で活躍. 1―1の4回、決勝のソロ本塁打をバックスクリーン横へ放り込んだ. 投球では、完投したものの7四死球. 9回2死満塁のピンチをしのいでの辛勝だった. 全国屈指の左腕としては不満の残る内容だったが、浜田は「調子は上がっている. 準決勝、決勝でピークにもっていきたい」と誓った. =小牧. 長崎市諏訪神社で1日午前0時、「長崎くんち」の代表的な演(だ)し物の「龍踊(じゃおどり)」が、辰(たつ)年にちなんで特別に奉納された. 新年を迎えた直後、龍が石段の「長坂」73段を一気に駆けあがった. 龍踊は国の重要無形民俗文化財長崎くんち」(毎年10月7~9日)のなかでも花形の演し物で、威勢良く爆竹が鳴り響く中で踊りが披露されると、初詣客からアンコールを求める「モッテコーイ」のかけ声が響いた.