幕内力士総出、大阪で募金 春場所初日3・

東日本大震災発生から丸1年の3月11日に初日を迎える大相撲春場所を前に、横綱白鵬や5大関ら幕内力士全員が28日、大阪府立体育会館前で被災地支援の募金活動をおこなった. 日本相撲協会は、この日集めた17万8722円を日本赤十字社を通じて寄付する. 午後1時すぎ、春場所担当部長の貴乃花親方らに先導され、着物姿の関取衆が募金箱の前に勢ぞろい. 一緒に写真に収まったり、握手に応じるなどして協力を仰いだ. 3月11日が自身の誕生日と重なる白鵬は「個人としても協会としても何度か協力しているけど、何回やっても足りない」と被災地を思いやった. 協会は同日、初日恒例のあいさつでも犠牲者へ哀悼の意を表す黙祷(もくとう)を幕内力士全員で捧げると発表した. 川端達夫総務相は、岡本保事務次官(61)が退き、後任に小笠原倫明総務審議官(58)を昇格させる人事を固めた. 11日付. 小笠原氏は旧郵政省の出身で、通信分野が長い. 昨夏から今年3月末にかけての地上デジタル放送移行などを担当した. 総務省は2001年に自治省、郵政省、総務庁の3省庁が統合して発足. 旧郵政省出身者が就くのは10年1月以来. 岡本次官は旧自治省出身.