日本生命の宇野相談役、保険殿堂入り 社長

アカデミー賞を決める米映画芸術科学アカデミーは29日、映画「ラストエンペラー」(1987年)で作曲賞を受賞した音楽家坂本龍一さんや、米国でも活動する撮影監督の栗田豊通さんら計176人を新規会員候補として選び、招待状を送ったと発表した. 受諾すれば、正式な会員になるという. アカデミー賞の候補、受賞者を選考する会員は6千人弱で、欠員に応じて毎年補充する. 日本人の会員は、俳優の渡辺謙さんらがいる. (ニューヨーク=中井大助). 国際的な保険の研究団体、国際保険会議(IIS)は、日本生命保険の相談役で、社長、会長を計14年務めた宇野郁夫氏(77)を「保険の殿堂」に選んだ. 保険事業の発展に貢献した人に贈られ、世界の保険会社の経営者ら約130人が選ばれている. IISは、宇野氏を「長期的視野に立った持続性ある経営を追求した」としている. 日本からは8年ぶり10人目.