中世ヨーロッパに強大な王朝を築け! 『ク

プロモーション大充実! ボストンで開催されたゲームファン向けイベント"PAX East"から、現地直送リポートをお届けする. ワーナーブラザースのブースでひと際目立っていたのが、グラスホッパー・マニファクチュアが開発する『 ロリポップチェーンソー 』だ. 日本国内では角川ゲームスから発売される(6月14日発売予定)本作だが、海外のパブリッシャーはワーナーブラザース. 同社のプロモーションへの力の入れようはかなりのもので、特製ラッピングバス内に試遊コーナーを設置し、本作主人公のジュリエットの公式コスプレガールもブース周辺でスタンバイ. さらにPAX East初日と二日目には、本作クリエイティブ・ディレターの須田剛一氏が、ラッピングバスの前のインタビュースペースで終日取材対応しつつ、空き時間にはサイン・記念撮影タイムを設けるというサービスぶり. その甲斐あってか、最長4時間待ちの試遊の行列ができるなど大盛況. 試遊終了後に、そのままプレオーダーコーナーに足を運ぶファンの姿も多数見られた. 主人公ジュリエットのコスプレコンテストで見事に優勝して、オフィシャルのPRガールに選ばれたJessicaちゃんと、プロモーションにフル回転だった須田氏. Jessicaちゃんは22歳の大学生で、日本のアニメとゲームが大好き. チェーンソー片手に、「ニホン、ダイスキ! ミンナ、アイシテル!!」. 全米各地を回って、プロモーション活動中です. ここでは、須田氏と、ワーナーブラザースのプロデューサーScott Warr氏へのインタビューを掲載. オリジナルの新規IPでありながら、アメリカでしっかりと盛り上がっている『 ロリポップチェーンソー 』. 手ごたえ十分のふたりのコメントに注目してほしい. ――『 ロリポップチェーンソー 』のアメリカでの評判は? Scott 反応はすばらしいです. どこでプロモーションを行っても、必ずたくさんの人がきてくれる. このゲームがみんなに愛されているのがよくわかります. もちろん、須田さんを始め、グラスホッパー・マニファクチュアの協力にも助けられています. ――須田さんの手ごたえは? 須田 PAXに参加したのは初めてですが、ユーザーとの距離がすごく近くて、とにかく熱気がスゴイいですね. こういう設定をしてくれたワーナーブラザースの皆さんに本当に感謝しています. こんなに行列ができるなって、思っていませんでしたし、体験を終えた人が、みんな笑顔でバスから出てくるんです. その表情を間近で見て、リアルに手ごたえを感じています. ――主人公・ジュリエットの魅力は? Scott いい子なんです. ゲーム中でも、2回しか悪い言葉は使いません(笑). 魅力的で、感じがよくて、キュート. 皆さんが好きになってくれると思います. ゲームの操作も難しくないので、そういう点でも好感をもってもらいやすいと思います. ――アクション部分は爽快で、歯ごたえもありそうですが、アメリカのゲーマーも満足する? Scott 『 Killer7 』、『 ノーモア★ヒーローズ 』、『 シャドウ・オブ・ザ・ダムド 』、そして『 ロリポップチェーンソー 』と、個人的にも須田さんのファンとして作品を見てきましたが、アクションに限らず、ゲーム全般に成長していることがすごくわかります. それがうれしいですし、この『 ロリポップチェーンソー 』の完成度にも満足しています. 須田さんのゲームは簡単に遊べて楽しいけど、同時に複雑な要素も用意されているので、ゲーム初心者からコアゲーマーまで、皆さんに満足してもらえると思います. ――プロモーションも積極的ですね. Scott もちろんです. ワーナーブラザースのゲームに関係のない部門の人たちまでが、このゲームを愛しています. ワーナーブラザースには、一般公開しているミュージアムがあるのですが、『 ロリポップチェーンソー 』の特製ラッピングバスはここに展示されることが決まりました. これはゲームでは稀なことですし、長く、『 ロリポップチェーンソー 』が露出されることにもつながります. 須田 ワーナーブラザースのプロモーションは、本当に最高のひと言です. いろいろな人がこのプロモーションに参加できてうれしいと言ってくれていて、それがとても印象的ですね. ――それでは、ファンにメッセージをお願いします. Scott このPAX Eastで須田さんは、時間の許す限りファンとコミュニケーションをとっています. それはとてもすばらしいことですし、なかなか見られない光景です. インパクトがありますし、ソフトにもいい影響があると思います. ぜひ皆さんには、自分が初めて『 Killer7 』やほかの須田さんのゲームをプレイしたときと同じ驚きを感じてほしいですね. この『 ロリポップチェーンソー 』でユーザーの皆さんがハッピーになり、須田さんのファンが増えたときに、我々は"仕事をした"と実感できると思います. 須田 この『 ロリポップチェーンソー 』は、角川ゲームスさん、ワーナーブラザースさん、グラスホッパー・マニファクチュアがチームになり、そのチームの力で完成したゲームです. だからこそ愛情が詰まっていて、その愛情がファンの皆さんにも伝わっているのだと思います. アメリカで発売前からファンベースができ、注目度が上がっているのは、Scottを始め、ワーナーブラザースさんのおかげです. Scott、ありがとう. 日本の注目度も上がってきていると感じています. ぜひ皆さん、『 ロリポップチェーンソー 』をよろしくお願いします. 最大32人対戦にも対応 サイバーフロントが7月27日に発売する歴史ストラテジーゲーム『 クルセイダーキングスII【完全日本語版】 』のプレイムービーが公開された. 本作はストラテジーゲームを多く手掛けてきたParadox Interactiveの新作を日本語化したもの. 本作でプレイヤーは中世ヨーロッパの貴族となって、強大な王朝を建設することを目指す. 婚姻を結び子を残すことで代替わりしていくあいだ、優秀な後継者を育成し、陰謀にも揺るがぬ権勢を維持し続けられるだろうか? マルチプレイでは最大32人での対戦にも対応している.