フランス新内閣発足 欧州危機対応に重量級

12日、ガ大阪1―1仙台) ガ大阪はMF倉田が後半17分に先取点. FW佐藤がDFに囲まれながら落としたボールを、狙い澄ましてサイドネットに決めた. 攻撃陣は公式戦3戦連続無得点で「危機感があった」. これまでの2ゴールはいずれも負け試合. それだけに追いつかれての引き分けに「持ってない... . 今日こそ決勝点と思ったのに」と苦笑いだった. フランスのオランド大統領を支える社会党を軸とする新内閣が16日発足した. ギリシャの再選挙が決まりユーロ圏に緊張が広がるなか、オランド大統領は欧州問題を熟知した即戦力を重視. エロー首相(62)のもと、外相にファビウス元首相(65)、財務相に選挙活動の責任者を務めた側近のモスコビシ元欧州担当相(54)といった重量級を任命した. また、国内政策の最優先課題に掲げる若年層の雇用対策や教育支援に弾みをつけるため、ペヨン国民教育相(51)を首相と外相に次ぐ序列に位置づけた. 労働・雇用相には側近のサパン元財務相(60)をすえた. 6月の総選挙に向け党内の結束を強めるため、大統領選の社会党予備選の対立候補を重用. 党内右派のバルス下院議員(49)を内相に、党内左派のモントブール下院議員(49)を生産再建相にした. 首相候補だったオブリ氏(61)は入閣せず、社会党の党首を続投. 経済危機が深まった場合の内閣改造を見据えた判断との見方もある.